遠藤照明(6932)のデリバティブ評価損発生見込みって何?_トレードのヒント

遠藤照明(6932)のデリバティブ評価損発生見込みって何?_トレードのヒント

時間があるときは、TDnetでPDFを見ています。大抵はタイトルだけ読んで、中までは読まないのですが、遠藤照明が気になるIRを出していました。


将来のリスクに備えるための為替予約に起因するデリバティブ評価損が生じ、当第2四半期連結累計期間において6億97百万円の特別損失を計上する見込みとなりました。


デリバティブ評価損発生見込みに関するお知らせ
 遠藤照明より 2015年10月16日


遠藤照明の1Qの実績は、
売上が、95億
営業益が、-4.5億
経常益が、-2.2億
純利益が、-2.7億

となっています。

評価損が6億97百万円のインパクトは大きいです。

TAのイベント投資研究所の検証結果

株探で過去のIRを見ると
遠藤照明は、上記で引用した以外にも同じ種類のIRを四半期ごとに発表しています。例えば、2015年7月10日発表分を見てみましょう。


将来のリスクに備えるための為替予約に起因するデリバティブ評価損が生じ、当第1四半期連結累計期間において49百万円の特別損失を計上する見込みとなりました。


デリバティブ評価損発生見込みに関するお知らせ
 遠藤照明より 2015年7月10日


デリバティブ評価損は、49百万円です。6億97百万円に比べれば小さく感じますが、結構な額の損が生じています。
さらに3ヶ月過去にさかのぼりますと、


将来のリスクに備えるための為替予約に起因するデリバティブ評価益が生じ、平成27年3月期において、連結決算で5億55百万円、単体決算で92百万円の特別利益(平成26年3月期は連結決算で5億53百万円、単体決算で6億28百万円の特別利益)を計上する見込みとなりました。


デリバティブ評価益発生見込みに関するお知らせ
 遠藤照明より 2015年4月10日


平成26年4月1日から、平成27年3月31日までは、特別「利益」が出ていたようです。
引用した部分からわかるのは、1年前も同様のデリバティブ評価益が出ていたようです。

ヘッジ目的のデリバティブなら、ドルが安くなり原材料費が安くなるのであれば、その動きを相殺するように評価損が発生するのはわからないでもありませんが。


遠藤照明の売上や営業利益を予測するのは難しいと思いますが、デリバティブに評価益が生じるのか評価損が生じるのかを予測するのは売上予測よりもやりやすそうです。

一連のIRが株価に与える影響がわかれば、面白いですね。



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