エステー(4951)の株主優待は、自社製品です(権利確定月が3月銘柄)

エステー(4951)の株主優待は、自社製品です(権利確定月が3月銘柄)

「株主優待投資(イベント投資)に優位性はあるのでしょうか?」
で始まる優待検証シリーズの3月編を始めます。
※ 2月編は「権利確定月が2月のあさひ(3333)の株主優待は、お買い物券です」からスタートしています。

3月に権利が確定する銘柄をランダムに抽出していきます。
1ヶ月後にデータ検証をします。

8銘柄目は、エステー(4951)です。
  5銘柄目の、「テクノクオーツ(5217)
  6銘柄目の、「センコン物流(9051)
  7銘柄目の、「イーグランド(3294)
と時価総額の小さい銘柄が続きました。
エステーは上記3社よりは時価総額が大きいです。

週株! TAのイベント投資研究所

銘柄のステータス
エステー株式会社は、東京都に本社を置く日用雑貨メーカーです。主に消臭剤・防虫剤・除湿剤・冷蔵庫脱臭剤などを販売しています。
「空気をかえよう」、エステーです。


企業サイトの「メッセージ」を引用します。


エステーの強みは、「グローバル・ニッチ・No.1」を目指し、消臭芳香剤「消臭力」、防虫剤「ムシューダ」、脱臭剤「脱臭炭」、除湿剤「ドライペット」など、生活日用品の中でもニッチ市場に特化したユニークなブランドを数多く保有していることです。


メッセージ
 エステーHPより

このメッセージは誰が発信したのかはわかりませんが、企業サイトにありましたので引用しました。
はっきりと強みを書けるのはすごいですね。


エステーの権利確定日は、3月31日です。
権利付最終日は、2016年3月28日月曜日となります。

株主優待の内容は、以下の通りです。
エステー(4951)の優待内容(2015年12月20日現在)
必要株数 優待内容
100株以上 1000円相当の自社製品(年1回、3月末)
1000株以上 3000円相当の自社製品(年2回)
9月にも優待があります。
持ち株に応じて、優待の回数を変えています。効率的に優待ただ取りをするのなら、3月だけとなりますね(9月も出来ますが、1000株以上必要となるため、資金効率が悪くなります)


次は、利回りと売買最低代金等です。
エステー(4951)のステータス(2015年12月20日現在)
利回り 売買最低代金 時価総額 市場 PER(予想) PBR(実績) 始値 終値
1.86% 118200円 271億円 東証一部 24.4倍 1.13倍 1187円 1182円
CMのインパクトもあり知名度は高いと思うのですが、時価総額は271億円と大きくはありません。出来高もそれほどあるわけではありません。

優待利回りは1%弱ですので、総合利回りは3%弱ですね。
売買最低代金も高くはないのでよさげな感じはするのですが、優待内容がなんというか、自社製品なのはいいのですが、確かに持っていて困るものではないですし、場所もとりませんし、腐る心配はしなくてもいいですが、なんというか。

決算短信から
決算短信からもデータを抜き出します。

2年分の四半期ごとの売上と利益です。単位は百万円です。
エステー(4951)の売上利益(2015年12月20日現在)
決算期 売上 営業利益 経常利益 純利益
2016 2Q 14019 1753 1663 1108
1Q 9984 -138 -208 -167
2015 4Q 11256 388 312 111
3Q 14026 74 133 30
2Q 13322 1191 1101 736
1Q 9659 159 51 15
2014 4Q 11329 442 335 286
3Q 13703 341 -120 116
2Qで利益がぴょんとはねていますね。2013年2014年も同じ傾向でした。2Qは利益が出やすいのでしょうか。

四半期ごとの業績変化を見てみましょう。

各四半期において、どの程度変化したのかを計算します。
エステー(4951)の売上利益変化率(2015年12月20日現在)
決算期 売上変化率 営業利益変化率 経常利益変化率 純利益変化率
2016 2Q 5.2% 47.2% 51.0% 50.5%
1Q 3.4% -186.8% -507.8% -1213.3%
2015 4Q -0.6% -12.2% -6.9% -61.2%
3Q 2.4% -78.3% -210.8% -74.1%
マイナスが並びます。数値も大きめです。
[2016 2Q]の数字がいいように見えますが、これは前年の消費税増税の反動が効いています。
CMから受ける印象と実際の業績は違ってきますね。

キャッシュフローの状況を見ます。
エステー(4951)のCF(2015年12月20日現在)
決算期 営業CF 投資CF 財務CF
2015 4Q 2136 -1767 -613
2014 4Q 2110 514 -465
バランスがいいですね。営業CFがプラスなのがいいです。


業績指標を計算します。

ROAは、総資産に対する経常利益の占める割合です。単位は、%。

アクルーアルズ(会計発生高)の計算式は、会計利益 – 営業CF です。アクルーアルズが大きいということは、現金化されていない利益が計上されていることをあらわします。
エステー(4951)の業績指標(2015年12月20日現在)
決算期 ROA アクルーアルズ
2015 4Q 4.8 -1177
2014 4Q 4.8 -1212
なにもなし。まともです。


優待エッジがあるとすれば、3月でしょう。
時価総額がさほど大きくないので、3月あたりのチャートを見てみれば、エッジがあるかどうかは判断できそうです。
めちゃくちゃ人気のある優待という感じではなさそうです。


上記情報が参考になれば幸いです。


※権利確定月が3月の株主優待銘柄をランダムに選んでいます
※取り上げた銘柄については、買い推奨も売り推奨もしていません
※投資は自己責任でお願いします


エステー(4951) メモ(2015年12月20日現在)
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