ZAi理論株価計算式を変形するとPBRとPERが出てきました。納得できない部分があります

ZAi理論株価計算式を変形するとPBRとPERが出てきました。

ZAiの理論株価の算出式を変形していくと、PBRとPERの項に分解できました。

・情報通信なら10年ですので、理論株価は、PBR2倍とPER20倍の合算した値、
・銀行なら6年ですので、理論株価は、PBR2倍とPER12倍の合算した値、
・食料品なら4年ですので、理論株価は、PBR2倍とPER8倍の合算した値。
(詳しくは、「ZAi理論株価をカットし整理しまとめていくと、桐谷さんの株主優待投資法の正体が見えてきます」)

計算を簡便にするため成長価値 = 0と仮定をおいたのですが、0とみなさなくとも実際に計算した値を使っても大丈夫でしょう。

5%の成長するとして、6年の業種であったとしても、PERが2倍多くなる程度です。
つまり、6年の業種の場合なら、
  PER = 6 * 2 = 12
から、
  PER = 6 * 2 + 2 = 14
になるということです。

ZAi理論株価は、PBRとPERの合算したものであるとわかったのですが、腑に落ちない点が一つあります。
例えば、4年の業種、建設業としましょうか、その建設業の銘柄の理論株価は、成長価値が0と仮定するのなら、

  理論株価 = PBR * 2 + PER * 8

となります。


なぜ、PBRが2倍なのでしょうか。

週株! TAのイベント投資研究所

PBRが2倍の意味
通常、PBRという指標は1倍以上かそうでないかで、割高割安の判定を下すときに使います。PBRが1倍以上なら割高と考えるのですね。

理論株価で出てきたのは、PBR2倍です。
  株価 = PBR * 1株あたり株主資本
     = 2 * 1株あたり株主資本
の定義式より、1株あたり株主資本が大きければ、理論株価も大きくなりやすい。

すなわち、ZAi理論株価においては、PBRという指標を過大評価しています。

少し前のように相場が好調ならば、実際の株価は高い値をとります。そうすると、理論株価と実際の株価の乖離が大きくなります。そこで、PBRを過大評価することにより、理論株価と実際の株価の乖離を小さくすることはできます。

一方、相場が軟調になると、PBR2倍が理論株価を押し上げることになり、実際の株価との乖離は徐々に大きくなることが予想できます。

 相場が好調時なら、PBR2倍
 通常運転なら、PBR1倍
 相場が軟調なら、PBR0.5倍

上のように、相場状況に合わせて式をスイッチしていくと、理論株価と実際の株価の乖離を抑えることができますね。


相場の状況がわかるなら苦労しないよって声が聞こえてきそうです。


逆に考えてみましょう。

PBR2倍はいじりません。
理論株価よりも割安である銘柄数をカウントします。相場が好調の時は、株価は高値を取るため、PBR2倍の項がきいていたとしても、数はすくないでしょう。
相場状況が悪くなるにつれ、PBR2倍の項がきき理論株価は高い値がでてきますから、割安銘柄は増えてきます。
このように、割安である銘柄の数(割高でもかまいません)をチェックすることで、好況不況を判定していきます。


うん、


でも、

わざわざ理論株価を計算しなくても、PBR1倍割れ銘柄数をカウントすればいいだけですね。





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