日本マクドナルドHD(2702)の客数が増加しました、33ヶ月ぶりですが。

日本マクドナルドHD(2702)の客数が増加しました、33ヶ月ぶりですが。

週株blogでは度々日本マクドナルドHDを取り上げていました。どれだけ業績が悪くてもなかなか株価が落ちない銘柄です。株主優待銘柄の観察対象としてぴったりだからです(株式が売り出されるという情報が流れたために、急落してしまいましたが)。

日本マクドナルドHDが月次IRを発表しています。


2016年1月は、全店売上高が対前年比+30.9%、既存店売上高が対前年比+35.0%となりました。


月次IRニュース
 日本マクドナルドホールディングスより 2016/02/04

上記IRを受けた各種ニュース記事ではおおむね好感をもって受け止められたようです。

この文章をいま読んでいるあなたなら「あほらし」としか思わないでしょうね。
週株! TAのイベント投資研究所

マクドナルドIRの面白ポイント解説
週株blogでは、月の後半あたりで、3ヶ月後に権利確定日を迎える優待銘柄をいくつか取り上げています。
直近8四半期の売上、利益の掲載もしています。四半期ごとのデータが8つあれば、対前年四半期との比較をすることができます。
前年四半期と比べて大幅に数字が良くなった場合、それは今四半期の数字が良いのではなく、前四半期の数字が悪かったとまず考えます(増税があった四半期売上と、翌年の四半期売上は大きく異なっていました)。

以上が前提です。

さて、マクドナルドのように全国展開していて時価総額が1000億円を超える企業の売上が、成長だけで前年同月比で30%を超えるとは考えにくいです。
前年同月比で30%を超えたのは、単に、前年の数字が悪すぎたと言えるでしょうし、実際そうなのです。

上記で引用したIRには、マクドナルドのウェブサイトへのリンクが張ってあります。親切ですね。月次セールスレポートをみてみると、
  2015年1月の全店売上高は、-38.6%
  既存店売上高は、-38.6%
  客数は、-28.5%
  客単価は、-14.1%
でした。

2014年1月の全店売上高を、100としますと
2015年1月の全店売上高は、61.4( = 100 * (1 – 38.6) )
2016年1月の全店売上高は、80.3726( = 61.4 * (1 + 0.309) )

2年前の売上高から、20%近いマイナスです。

この程度の回復で好意的な記事が書かれるわけですから、マクドナルドの広告費のすごさがよくわかります。



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