クスリのアオキ(3398)の株主優待は、株主優待カードまたは地方名産品です(権利確定月が5月銘柄)

クスリのアオキ(3398)の株主優待は、株主優待カードまたは地方名産品です(権利確定月が5月銘柄)


「株主優待投資(イベント投資)に優位性はあるのでしょうか?」

5月に権利が確定する銘柄をランダムに抽出していきます。
1ヶ月後にデータ検証をします。

3銘柄目は、クスリのアオキ(3398)です。

週株! TAのイベント投資研究所

銘柄のステータス
株式会社クスリのアオキは、石川県を中心に中部地方にドラッグストアチェーンを展開する企業です。2016年1月20日で、全国で299店舗を出店、石川県では65店舗です。

企業サイトの「トップメッセージ」を引用します。


また、専門性である調剤事業は、創業以来当社の経営の柱の一つでもあります。地域に根ざす「かかりつけ薬局」を目指すなかで、お客様に気持ちよくご利用いただけるよう接遇や環境整備にも力を入れて取り組んでまいりました。

また、調剤事業のさらなる拡大を目指して、ドラッグストアへの併設を拡大してまいります。


トップメッセージ
 クスリのアオキHPより

引用したのは、トップメッセージの後半部分です。
調剤事業が経営の柱なのですね。
トップメッセージで言及するくらいですから、利益の出る事業なのでしょう。

調剤事業が売上に占める割合を知りたくなります。

決算短信には調剤事業の売上が書いていなかったのですが、HPに数字がありました。

ヘルス・ビューティ・ライフ・調剤と4つの商品に分けられた売上高が記載されていて、調剤は、2012年の75億円から、2015年の145億円へと、約2倍になっています。

ちなみに、ライフは、2012年の377億円から、2015年の761億円へと、こちらも約2倍に伸びています。


クスリのアオキの権利確定日は、5月20日です。
権利付最終日は、2016年5月17日火曜日となります。

株主優待の内容は、以下の(1)または(2)です。
クスリのアオキ(3398)の優待内容(1)(2016年02月21日現在)
必要株数 優待内容
100株以上 株主優待カード
優待カードは、店舗または「クスリのアオキネットショップ本店」でのみ使用可能です。
ネットショップでの割引利用希望の場合は、別途手続きが必要です。

クスリのアオキ(3398)の優待内容(2)(2016年02月21日現在)
必要株数 優待内容
100株以上 地方名産品 2000円相当
500株以上 地方名産品 3000円相当
1000株以上 地方名産品 5000円相当
地方名産品については、2015年5月20日に株主ならば、「高乃倉 焼き菓子オリジナルアソート」か「佃の佃煮 佃の極上詰合せ」か「高岡屋本舗 氷見うどん詰合せ」です。
バームクーヘン・饅頭・クッキーセットか、クルミ・ごり・ワカサギの佃煮セットか、氷見うどんですね。
どれもこれも美味しそうです。


次は、利回りと売買最低代金等です。
クスリのアオキ(3398)のステータス(2016年02月21日現在)
利回り 売買最低代金 時価総額 市場 PER(予想) PBR(実績)
0.26% 476500円 1496億円 東証一部 24.9倍 5.9倍
利回りは0.26%で、優待利回りは0.5%未満ですので、総合利回りは1%未満です。利回りの低さ、PER・PBRの高さを見ると、人気のほどがうかがえます。

なぜ、これほど人気があるのでしょうか。

業績を見ていきましょう。
決算短信から
決算短信からもデータを抜き出します。

2年分の四半期ごとの売上と利益です。単位は百万円です。
クスリのアオキ(3398)の売上利益(2016年02月21日現在)
決算期 売上 営業利益 経常利益 純利益
2016 2Q 38815 2020 2120 1511
1Q 39739 2738 2811 1906
2015 4Q 35153 2071 2133 1478
3Q 34951 2012 2036 1267
2Q 32090 1837 1897 1248
1Q 32800 1858 1893 1220
2014 4Q 29302 1210 1265 919
3Q 29334 1730 1750 1058
3Q4Qによくなっています。2014 3Qから順に見ていくと、数字がどんどん良くなっているのがわかるかと思います。
時価総額2000億円近い企業でこの成長率はすごいですね。

では、具体的に変化率を見ていきましょう。

各四半期において、どの程度変化したのかを計算します。
クスリのアオキ(3398)の売上利益変化率(2016年02月21日現在)
決算期 売上変化率 営業利益変化率 経常利益変化率 純利益変化率
2016 2Q 21.0% 10.0% 11.8% 21.1%
1Q 21.2% 47.4% 48.5% 56.2%
2015 4Q 20.0% 71.2% 68.6% 60.8%
3Q 19.1% 16.3% 16.3% 19.8%
「-」は、前年がマイナスであった(または、データを取得できなかった)ことを意味しています。

って、「-」はどこにも見当たりません。
上の表に取りだした数字以前、すなわち2015 2Qより前の変化率でも、少なくとも2013年までは、「-」はありませんでした。

売上で+20%成長が続いていれば、人気になるのも納得がいきますね。

キャッシュフローの状況を見ます。
クスリのアオキ(3398)のCF(2016年02月21日現在)
決算期 営業CF 投資CF 財務CF
2015 4Q 8307 -6354 1271
2014 4Q 6306 -7229 2331
営業CFが増えていますし、その範囲内での投資なら問題はなさそうです。


業績指標を計算します。

ROAは、総資産に対する経常利益の占める割合です。単位は、%。

アクルーアルズ(会計発生高)の計算式は、会計利益 – 営業CF です。アクルーアルズが大きいということは、現金化されていない利益が計上されていることをあらわします。
クスリのアオキ(3398)の業績指標(2016年02月21日現在)
決算期 ROA アクルーアルズ
2015 4Q 13.7% -3531
2014 4Q 13.1% -2655
商売柄、アクルーアルズはマイナスになるでしょう。
ROAの変化も小さいですし、特に問題はないでしょう。


優待の地方名産品はどれもうまそうでした。
業績も伸びがよく、反射的にポチってしまいそうです。

では、無条件に買いかと言われると・・・・・・。


上記情報が参考になれば幸いです。


※権利確定月が5月の株主優待銘柄をランダムに選んでいます
※取り上げた銘柄については、買い推奨も売り推奨もしていません
※投資は自己責任でお願いします


クスリのアオキ(3398) メモ(2016年02月21日現在)
F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7
1 0 -1 1 0 0 W


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