消費税増税先送りイベント、一本のチャートに潜む要因を探る

消費税増税先送りイベント、一本のチャートに潜む要因を探る

2016年5月14日の記事
( → 「ゴールデンウィークは終わってしまったけど、消費税10%増税イベントを検証するぜ。」)
で表明したように、

 ・増税延期がされたときの日経平均の動きの検証

をします。
取り上げるのは、増税延期事例の2014年11月18日前後です。

 ↓ ↓ 2014年10月1日から、12月30日までの日経平均始値を再掲します。

20160515_nikkei01

11月18日前後を見ると……、

  なんだか平坦

ですよね。

週株! TAのイベント投資研究所

増税延期だけではない。他の要因も取り除かなくては
チャートを見て、

 「消費税増税延期イベントにエッジなし」

と結論づけられるのでしょうか。

ことは簡単ではありません。
増税延期アナウンスの前に、他のイベントが立っていました。

2014年11月18日、増税延期アナウンスに至った経緯を見ていきましょう。

上のチャートからわかることは、10月1日から月末にかけて日経平均は下落してることですね。月末で急騰しています。

急騰したのは、黒田バズーカ2の炸裂によるものです。
2014年10月31日金曜日、日本銀行の金融政策決定会合の内容が発表されました(発表は12時から13時の間にあるのですが、このときはいつもよりも遅れての発表でした。発表が遅いことに気がついて、追加緩和を予測し、先回りしたトレーダの話は、「2014年11月2日の記事」を参照)

この追加緩和の意味は何だったのかを思い出します。
当時の私のblogから引用すると、


2014年10月31日に、日銀砲が火を噴きましたね。
財務省寄りの黒田総裁からのメッセージは、「財政再建しろ」でしょう。

そのメッセージを受け取った安倍総理は、APEC、ASEAN、G20に出席し、「予定通り増税します」と他国に表明するはずでした(私の予想では)。


ちくしょう!解散だ_衆議院解散01
 週株!より 2014年11月13日

「消費税増税を予定通りやりなさいよ」という黒田総裁からのメッセージが追加緩和でした。

しかし、安倍総理はやりませんでした。

その後、消費税増税延期の観測報道が出て(衆議院の解散を意味します)、私が11月13日に上記記事を書き、11月18日夜に安倍総理が記者会見を開きました。


分析する上で必要となる情報が集まりました。

10月31日……追加緩和
11月xx日……増税延期の観測報道(解散を意味)
11月18日……解散表明
11月21日……解散
12月02日……公示
12月14日……投開票


上記を踏まえると、

20160515_nikkei2

↑のチャート、18日前後の平坦な部分から、いくつかの要因を取り除く必要がありそうだとわかります。



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