スカイマーク上場廃止。継続企業の前提に関する重要な疑義がついていました_トレードのヒント

スカイマーク上場廃止。継続企業の前提に関する重要な疑義



東京証券取引所は28日、
民事再生法の適用を東京地裁に申請した東証1部上場のスカイマーク株式について、
同日付で整理銘柄に指定した上で、3月1日に上場を廃止すると発表した。

同社株を取引できる最終日は2月27日となる。

・時事通信より



スカイマークの上場廃止が決定しました。

上記ニュースの出た翌日、2015年1月29日木曜日、スカイマークに売りが殺到し、ストップ安の前日比、-25.24%で引けています。
値下がり率トップです。
PTSでも値は下げています。

TAのイベント投資研究所の検証結果

2014年7月31日にサインは出ていました
2014年12月頃から、スカイマーク株は上昇し、200円台から500円を超えるところまで動いていました。
その後いったん下落し、持ち直したかのようにみえましたが、上場廃止が決定され、急落となっています。

ところで、

今回の上場廃止は予想できないものだったのでしょうか?

2014年7月31日に発表された第一四半期決算短信に、サインは出ていました。
それが「継続企業の前提に関する重要な疑義」という記述です。

「継続企業の前提に関する重要な疑義」とは?

企業は、永遠に続くという前提で活動しています。
しかし、業績が悪化すると、「企業が継続して活動するという前提」が成り立たなくなりますね。

すなわち、「継続企業の前提に関する重要な疑義」が生じます。

ざっくりいいますと、「倒産しそうだ」ということです。
それを自ら認めている状況です。

東京証券取引所のwebsiteに、詳しい説明があります。
一部引用します。


経営者及び監査人が継続企業の前提について検討対象とする事象・状況としては、
債務超過等の財務指標、
債務返済の困難性等の財務活動、
主要取引先の喪失等の営業活動、
その他巨額の損害賠償負担の可能性や
ブランドイメージの著しい悪化
などです。

・東京証券取引所より



2014年の7月31日の決算短信に、「うち、やばいよ」と書かれていました。

その後、2014年10月30日発表の第二四半期決算短信にも、「継続企業の前提に関する重要な疑義」を生じさせる状況にあると書かれています。

しかし、このような倒産リスクのある銘柄が上昇することがあります。
まれに、非常な上昇をみせることがあるのです。
それこそ10倍以上へと。

ただし、注意しなければいけない点があります。

倒産リスクの高いある銘柄のため、大抵の場合、倒産します。
株価はゼロへと急落していくのです。

なにごとも勉強しておくものですね
「継続企業の前提に関する注記事項」については、イベント投資の範囲内のため、以前、検証しようとしたことがありました。

イベントの数の少なさや、どれがあたるのかという予測が難しそうだったため、一時中断していました。
外れたときのリスクがかなり大きいですし。


有名個人投資家がスカイマークを薦めていましたが、うかつに手を出さなくて正解でした。

勉強しておいてよかった。

週株! TAのイベント投資研究所のYouTubeチャンネル

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