下方修正が続いていたソニー(6758)が上方修正で6年8ヶ月ぶりのストップ高_投資トレードのヒント

下方修正が続いていたソニー(6758)が上方修正で6年8ヶ月ぶりのストップ高

過去7年間で15回の業績下方修正をしていたソニーの株価が、業績上方修正の発表を受けて一時、ストップ高となりました。

一時、ですね。
その後は下落し、そこそこの上昇率でその日は終わりました。


今回のソニー株のストップ高ニュースは注目点が多いです。
どの観点から見るか迷うほどです。

週株!のメインであるイベント投資からみてもいいのですが・・・・・・。

TAのイベント投資研究所の検証結果

基本的なところに着目します
見所がたくさんあり、目移りしちゃいます。
ここでは、基礎部分を学ぶということで、 ↓ で引用した箇所を攻めていきます。


構造改革を進めるソニー は今期(2015年3月期)の営業損益が従来の赤字予想から200億円の黒字になるとの見通しを示した。
イメージセンサーを含むデバイス事業や金融事業などが好調だった。

(略)

会社は14年10月末時点の400億円の営業赤字予想から、構造改革の成果で業績が改善するとして予想を上方修正した。
今期純損失も2300億円から1700億円に縮小する見通し。

・bloomberg「ソニー株が一時ストップ高-今期営業黒字に転換、構造改革の成果 (1)」より



テレビやスマートフォンの売上が落ち、デバイスやゲーム、金融がよかったことに対しての見解は他に譲ります。

上記引用箇所に出てくる「利益」について、です。
bloombergの記事では、「営業利益」と「純利益」という単語が出てきていますね。
「営業利益」しか取り上げていないサイトもありました。


「利益」がやっかいなのです。

利益には、5種類あります。

・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・税引前当期純利益
・当期純利益


うーん、目が痛い。


各利益の計算式は、

・売上総利益 = 売上高 - 売上原価
・営業利益 = 売上総利益 - 販売費及び一般管理費
・経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 - 営業外費用
・税引前当期純利益 = 経常利益 + 特別利益 - 特別損失
・当期純利益 = 税引前当期純利益 - 法人税・住民税

似たような漢字ばかりでゲシュタルト崩壊しそう。

売上から、原価をひくと、「売上総利益」がでてきます。
ここはわかりやすいですね。

その「売上総利益」から、販売費及び一般管理費を引くと、「営業利益」ですね。

以下同様で、各種利益から、何かを引くと、下の利益が算出されます。


で。

肝心な点は、「営業利益」がクローズアップされているということにあります。

すなわち、営業外収益費や、特別損益、税金などがいくらかさんでも、「営業利益」を大きく見せることができればいいってことです。

ソニーは、日本の会計基準ではなく、アメリカの会計基準を採用していることも面白くさせる要因になっています。

なんかいろいろできそうですね。


2014年4月に就任した吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)は、どのような絵を頭に描いているのでしょうか。


週株! TAのイベント投資研究所のYouTubeチャンネル

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

feedly(RSSリーダー)を使うと、最新記事を自動で簡単に読むことができます。左の緑ボタンをクリック。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

QLOOKアクセス解析