信用評価損益率は改善しませんね_指標の定点観測

20150330

先週(3月4週)は、19800円に届いて、20000円目指すのかという局面でしたが、途中で失速してしまい、19000円割れ寸前まで落ちてしまいました。

今のような相場でも、落ちるときはすとんと落ちることがわかったので、なかなかいい勉強になりました。

信用評価損益率と、投資部門別売買動向個人部門株の売買代金のデータをプロットし、チャート作成です。

指標のアップデートをします。

TAのイベント投資研究所の検証結果

指標の更新
先週発表データ(3月2週)と、今週発表データ(3月3週)です。


信用評価損益率 : -8.24% → -8.37%
投資主体別売買動向(個人株) : -1420億円 → 95億円
日経平均(金曜日終値) : 19254円 → 19560円


ほんっとに、信用評価損益率は改善しませんね。
個人はわずかですが買い越ししてしまいますし。

中小型株に資金がまわっていないなら、日経平均先物を買えばいいのですが、さすがにこの水準からは・・・・・・って、同じような話ばかりしていますね。


グラフを張り付けておきます。

まずは信用評価損益率と日経平均です
(データは正規化しています。2013年1月2週から、2015年3月3週まで)
 ↓ ↓

2015年3月3週信用評価損益率と日経平均推移チャート

次に投資主体別売買動向と日経平均です。
(データは正規化しています。2013年1月2週から、2015年3月3週まで)
 ↓ ↓

2015年3月3週投資主体別売買動向個人部門株と日経平均推移チャート

3月末株主優待の権利付最終日は過ぎてしまったので、4月は別のイベントに向けて資金を移動中です。
このイベントも、上昇する銘柄と動かない銘柄がはっきり分かれているのが面白いです。


手塚治虫の「火の鳥 未来編」に知性をもったナメクジが出てきます。
ナメクジは大規模戦争をしたために、ナメクジ文明が滅びかけます。
滅びる寸前に、最後のナメクジが生き延びるために、からからに乾いた大地で水たまりを探すのですが。
結局、水たまりは蒸発してしまい、知性ナメクジは絶滅します。


相場と全然関係ない戯言ですね。



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コメント

  1. 中原 より:

    おはようございます。
    信用評価損益率はほんっっとに改善しませんね。
    2月からの上昇相場はヘッジ比率を30%にしてダメージを抑えていましたが、今日の寄り付きで60%超に引き上げます。ほっとひと息という感じです。
    4月は日経平均の上昇ペースが鈍化して中小型株へ資金が循環してくることを願って。
    TA先生は、どうやってヘッジ比率を決定していらっしゃいますか?

    • TA より:

      中原様

      >信用評価損益率はほんっっとに改善しませんね。
      相場環境はいいはずなのに、誰が利益を出しているのかわからないのが不可思議なところです。

      >TA先生は、どうやってヘッジ比率を決定していらっしゃいますか?
      ご希望に添えないのが残念ですが、明確な基準はもっていません。
      まずそうだと思ったら、徐々に身を軽くしていく程度です。
      それにつれて、ヘッジ比率も変化していきます。

      中原様のヘッジ比率決定基準はどのようなものでしょうか。

  2. 中原 より:

    僕も基準と呼べるほどのものは全然持っていませんが、
    最近はGPIFや日銀が支えてくれるので少し低めに60%をベースとして、
    あとはなんとなく雰囲気やアノマリーを意識したりしながら調整しています。
    アノマリーと言ったのは、11月末から4月初めくらいまでは強気に、5月は慎重に、みたいな事です。

    それからヘッジ対象の性質にもよりますね。
    たとえばヘッジ対象が個人主導の優待銘柄なら、あまり全体相場に連動しないので、日経平均の上げ下げを気にするというよりは万が一の大規模災害などのリスクをヘッジするつもりでかなり軽めにヘッジします。
    それならDeep out of the moneyのプットオプションを買うほうが良いのかもしれませんが、損益通算の問題もあるので。

    というような感じですかね。結局、ただ勘でやってるだけなのでなかなか自信が持てません。
    そもそも60%という数字に何の根拠もありませんし・・・。

    • TA より:

      中原様

      おもわぬところで、有益な情報が聞けちゃいました。
      ありがとうございます。

      >というような感じですかね。結局、ただ勘でやってるだけなのでなかなか自信が持てません。
      >そもそも60%という数字に何の根拠もありませんし・・・。

      そうなんですよね。
      私もヘッジ基準をもってないがゆえに、直感でやるしかないのがつらいところです。

      あのマーコヴィッツ先生も、自身のポートフォリオは至極シンプルだったらしいので、
      相場観をみがけといわれればそれまでなのですが。

  3. 中原 より:

    TA先生!
    今朝配信の音声&PDFファイルに感激しての書き込みです。

    まずは、わざわざPDFまで作っていただき、ありがとうございました。
    まさに予想通りの内容だったので頭の中を完璧に整理することができました。
    いや、本当にこんなの自分で調べようと思ったら超大変なので感謝です。

    それから、TOM効果も面白いですね。
    今回、何でここに書き込んだのかというと
    アノマリーを用いたヘッジ比率調整としてTOM効果も使えそうだからです。
    自分で検証はしていませんが、ググったら出てきた検証結果を見る限りでは
    長期的な下降相場以外、9,10月以外は使えそうだなと思いました。
    月末4営業日前から一時的にヘッジを減らす、とか機械的に決めるよりも
    月末付近でNYダウが大幅安したら寄り付きでヘッジを減らす、みたいな感じで使ってみます。

    いやー、講義でミスがあっても、転んでもただでは起きずに有益な情報を上乗せしてくる、
    その姿勢に学ぶところが大きかったです。勝つトレーダーはかくあるべきなのだなと。

    • TA より:

      中原様

      >月末付近でNYダウが大幅安したら寄り付きでヘッジを減らす、みたいな感じで使ってみます。

      「月末付近で、ダウが大幅安したらヘッジを減らす」
      ということは、
      「月末付近で、ダウが大幅安したら、TOPIXは上昇する」
      ということですね。


      なるほど。

      こちらこそ、有益な情報、ありがとうございます。


      >講義でミスがあっても
      耳が痛うございます。

      動画を見直すとミスが続出していることに気づかされます。

      原因は明らかなのですが(睡眠不足)、解決策が見つからないため、
      場当たり的ではありますが、
      見直しの時間を増やし、ミスは減らしていきます。


      それでは、いつかリアルの場で。

  4. 中原 より:

    >「月末付近で、ダウが大幅安したらヘッジを減らす」
    >ということは、
    >「月末付近で、ダウが大幅安したら、TOPIXは上昇する」

    ということを意図して書いたのでは、ありません。

    あくまでTOPIXの予測は非常に困難という大前提のもとで、
    しかしNYダウの影響を受けて少なくとも寄付きは狼狽売りで
    TOPIXが下げる可能性が高いので、それを利用して
    少しでも有利なポイントでヘッジを外したいということです。

    逆に、月初にNYダウが大幅高したら寄付きでヘッジを増やす、
    というのもありかもしれません。
    (ちなみにentry/exitのタイミングを測っている時に
     NYダウに大きな動きがあれば結構利用しています)

    いずれにせよ、こういったヘッジ調整でベータリスクを取って
    年間パフォーマンスが1%でも改善してくれればいいな
    というレベルの、かなり地味~な話です。

    地味ではありますが、指数のちょっとした動きで
    ヘッジ用ポジションの損益が何十万円も簡単に上下しますし、
    小型株と大型株の動向によって股裂きに遭うことも日常茶飯事
    というのが自分的には結構ストレスなので。

    >それでは、いつかリアルの場で。
    はい、そのうちリアルの場で!
    とはいえ、今の自分のレベルでは恥ずかしすぎるので
    TA先生にお会いするに値するレベルを目指して精進いたします。
    今後とも末永くよろしくお願いします。

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